湾曲IPX線回折装置 RINT RAPIDII(販売終了)

  • 検出器にイメージングプレートを採用しており、2次元のX線回折像が得られます。
    このため、試料の配向や結晶状態に関する知見を容易に得ることができます。
  • 平行ビーム光学系により、ステージにセットできる試料であればどんなものでも測定可能です。粉末試料はもちろんのこと、バルク・フィルムおよび繊維・微量および薄状試料に対応した試料ホルダをラインナップしております。
  • φ30~800μmの各コリメータにより、微小部の測定が可能です。
    イメージングプレート上のデバイ環は積分することができ、回折に寄与する結晶が非常に少ない微量試料でも解析が可能です。
  • オプションのX-Yステージは、従来のマッピング測定の他、モニタ上の任意点を指定するだけで、各指定ポイントを測定する画期的な機能も併せ持っています。
  • 通常のX線回折測定の他、微小部の残留応力測定、極点測定、高温測定を行なうことが可能です。

RINT RAPIDIIは、大面積の湾曲IP(イメージングプレート)を検出器とする2次元X線回折装置です。小角領域と広角領域の2次元回折像を同時に得ることができます。ブロック試料の微小部、一般粉末、フィルム、小結晶など、多様な試料や少ない試料も簡単に迅速に測定できます。また2次元画像は、粒径、配向など試料間の違いを明確に示します。単結晶と多結晶の識別も可能です。

  • RINT-RAPID IIを用いた極微小試料の測定
  • 交通事故の現場に残された証拠品の情報から事件解決を目指す場合、証拠品が極小量あるいは微小である場合が多く、従来のX線回折装置では充分な結果を得ることが困難な場合がありました。・・・・・
  • 曲率を持った試料表面の結晶方位解析
  • 金属材料は製造・加工時の変形や熱による局所的な結晶方位の変化(集合組織)を引き起こすことが知られており、その結晶方位により製品の性能が決まることから、結晶方位の解析およびその方位を持った結晶の定量的な評価を行うことが重要です。・・・・・
  • 歯を形成する結晶組織の微小部X線回折分析
  • 歯の主要な部分であるエナメル質や象牙質は、主にハイドロキシアパタイトで形成されていることが知られています。また、虫歯の治療や歯質強化のためにレーザーが用いられていますが、レーザーの照射によって、その成分が変性することはあまり知られていません。・・・・・
  • ペットボトルの部位による配向状態の違い
  • ペット(PET:Poly ethylene terephthalate)ボトルには熱や衝撃などに対する機械的強度が要求され、これらの機械的強度は、材料の結晶化度や結晶の配向性に依存すると言われています。・・・・・
  • ゴムの延伸による分子配向
  • ゴムを延伸させると延伸方向に沿って分子が配向するため、延伸方向(Mechanical Direction : MD)とそれに直行する方向(Transverse Direction : TD)とではX線回折像の様子に違いが現れます。・・・・・
  • RINT-RAPID IIを用いた回路基板のマッピング測定
  • 一般に回路基板などの電子材料は微小な部品から構成されています。その性能を評価する上で、各部位の情報を得ることが有効です。X-Yステージを用いることで・・・・・
  • RINT-RAPID IIを用いた溶接部位のマッピング測定
  • 金属材料の溶接では、溶接した部位の結晶粒が成長します。溶接部の結晶粒径の違いをX線集光ミラーと大面積の二次元検出器を搭載したRINT-RAPID IIを用いて観察しました。・・・・・
  • RINT-RAPID IIを用いた極細繊維の結晶性および配向性評価
  • 高分子繊維の測定は従来、複数の繊維を束ねて測定することが一般的でしたが、束ね方によっては繊維の方向が揃わず、得られる二次元回折像やX線回折パターンの再現性が無かったり、本来得られるべきパターンと異なることがしばしばありました。・・・・・